2013/03/24

日本を感じる場所。


SNSを開けば、スマホの画面だけでお花見が出来てしまいそうなくらい、各地で見た満開の桜を、みんながシェアしてくれてる。


春夏秋冬、どの季節もその時期特有の楽しみがあって好きだけど、「にんまり:*:・( ̄∀ ̄)・:*:」が似合うのは、春な気がする。
冬の寒さに硬くなっていた表情も、春の暖かさと桜や沢山の花々の景色に、ついつい笑みが零れそうになる。



例年よりも早く満開を迎えた桜。
もう少しあとにお花見を予定していた人は、リスケに追われたのではないでしょうか。
私も、4月の2週目に友達とお花見を約束していたけど、あまりにも早く訪れた桜の満開に、リスケできるわけもなく・・・お花見はお預けとなってしまいました(-_☆)



この週末は都内にある「明治神宮」へ行ってきました。
原宿、表参道、渋谷あたりは、いつも訪れる場所なのに、明治神宮へ行くのはなんと初めて。



やっと、鳥居をくぐりに行くことができました。






桜が満開だった週末は、明治神宮前駅を降りると、そこはいつも以上に多くの人でごった返していました。
だけど多くの人は代々木公園方面へと逸れて、私たちが訪れた明治神宮は良い具合の人の多さでした。



それもそのはず。
明治神宮には、桜の木がほとんどないようで、見渡す限り緑ばかり。(人工の森です)
桜はなくとも、その緑は、都会にいることを忘れさせてくれるほどに、心を癒してくれました。
あとで調べてみたら、お花がないのは、参拝前にお花に心を奪われないためだそうです。


駅からすぐのところにある明治神宮。
だけど、その広さは圧巻。都会のど真ん中でこんなにも広いだなんて、びっくりしました。
参拝ができる場所までは、かなり歩きます。
緑に囲まれた砂利道の広い道を歩きながら、「これもまた、贅沢な時間よね」と思いました。



砂利道を歩くときの「ザクザク」という音が、また心地よくて。
足早には歩きたくない。
ゆっくりゆっくり、会話を楽しんだり、緑に目を向けて心安めたりしながら、一歩一歩進んで行く。



日本人と同じくらい、もしくはそれ以上に外国の方の方が多いのでは?と思うほどに、色々な国の方が訪れていました。
個人で来ている方もいれば、団体旅行で来ている方もいて、砂利道を歩きながら、様々な国の言葉を耳にすることが出来ました。



週末の明治神宮では、結婚式がいくつも行われていて、白無垢を着た花嫁さん達は日本人の私たちでも足を止めて見とれてしまうほど美しかったです。
外国の方も、ここぞとばかりにカメラのシャッターをきっていました。




広い広い明治神宮を、ゆっくりゆっくりお散歩して、参拝をしたあとには、お決まりのおみくじ。
でも、いわゆる吉凶を占う「おみくじ」は明治神宮にはないのです。
あるのは、「大御心(おおみごころ)」。
和歌が書かれていて、その現代訳が書かれています。「お告げ」のようなものです。



いざ引いてみて、そこに書かれている文を読んでみると・・・、まさに。
まさに、今の私に必要な言葉。
占いのような「あたる・あたらない」はないものの、今の私が「必要」だと感じる言葉が、そこには書かれていました。





私は普段、絵馬を書く事はなく、今回も書きませんでしたが、絵馬を見ると色んな人の「願い」がそこにはあって、見ていると微笑ましい。
きっと書いている間は誰もが、「叶いますように」と想いを込めて書いているはずだから。
その想いを少しでも感じたくて、ついつい絵馬の写真を撮ってしまう、わたし。
明治神宮の絵馬は、色んな国の言葉で書かれていました。
みんなの願いが、叶いますように☆



明治神宮。
原宿にあるこの場所は、都会でありながらも、喧噪をかき消してくれる静けさがある。
人ごみに疲れたら、ふらっと訪れてみてはいかがでしょうか。
「日本」を強く感じさせてくれる場所です。



別れと出会いの春。
今までいた場所とさよならする人。
これから新しい場所へと進む人。


その先に、素敵な人や素晴らしい景色との出会いが沢山ありますように。


不安を手放しワクワクを抱きしめながら、4月を迎えましょうヾ( ´ー`)


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