2013/08/26

バトゥ・フェリンギ in ペナン島。

Place: Penang, Malaysia
マレーシア・ペナン島での一日目。


念願のアフタヌーンティーも済ませて、街を少し散策した私たちは、その足でビーチに向かうことにしました。
そのとき、既に17時頃。


さくっと提案したわりに、中心地であるジョージタウン付近からバスで40分もかかるの。
だけど、せっかく来たしね、これはさくって行っちゃおうってことで、私たちはバス停に向かいました。


そこには人、人、人。
事前に乗るべきバスを調べていたから、案外あっさりバス乗り場を特定することはできたんだけど、もうそこには一切観光客らしき人たちはいない。完全にローカルな人たちだらけ。



日本でも、私が一番不得意とする乗り物はバス。。
路線を理解できていないから、どこに辿り着くのか分からない。。。っていうのがあって、年に1回も乗らないのです。そんな私が、海外でバス(☆。☆)海外にいくと、行動も大胆になるものです。。



いざバスが来て乗ろうとすると・・・なかなか前に進まない。。
というのも、料金が先払い制なんだけど、一人ひとりバスの運転手さんに行き先を告げてチケットをもらって、やっと中に入れるっていう。。。
これがね、本当に非効率極まりなく(-_☆)



上の写真のように大勢の人が一人ひとり、バスの運転手さんにお金を渡さないといけないっていう。。。
そりゃ時間・・・かかりますよねヾ( ´ー`)



そしてお釣りなんてくれません。
受け取ったお金は、料金を入れるところに入れちゃうため、運転手さん小銭を持っていないんです。
なので、バスを乗るときはきっちりその金額を用意する必要があるので気を付けてください。。



かなり時間がかかって、ようやく乗車。
40分間バスに揺られるのに、座れませんでした・・・が、座ってたら下りる場所分からないから良かったのかも。。



と言うのも、こちらのバス、次の停車駅、教えてくれません(°д°;)
アナウンスもなければ、表示もない。
そう、自分の目で確認するしかないのです(+_+)



いやいやいや、自分の目で確認って言ったって、初めていく場所で降りる場所なんて分かるわけないじゃなーい!って感じなんだけど、そうするしかないんです。はい。
本当はね、運転手さんの近くに立って、運転手さんに聞くのが一番なんだけどね。</p>
私たちが乗ったときは凄く混んでいて、中へ中へとおいやられ、運転手さんからかなり離れた場所に立ってしまっていたのです。。。



なので私は、たまに道路で見る標識を見ながら、「あと何キロだから、まだだ」とか、全く初めての場所に標識だけを頼りにバスに乗っていました。
停車するバス停にも、そこがどのバス停なのかが書いていないので、もう本当・・・分からない(-_☆)



だけど段々標識の示す距離が近づいてきて、ちょっと多めに人が降りた駅があったので、少し人がいなくなったすきに運転手さんの方に歩いていって、「ここがバトゥ・フェリンギ??」って聞いて、無事に降りることができたのでした☆



そんな不便さも、楽しく思えちゃうのが、旅ってものですよねヾ( ´ー`)



バスを降りてビーチの方に歩いていき、サンダルをビーチサンダルへ履き替えて向かった先に、海が見えてきました♪




青い海!!と言いたいところだけども・・・、実はペナン島の海は綺麗ではありません(-_☆)
行く前からそのことは知っていたんだけど、行ってみたら本当に海に入ってる人が殆どいない。。笑



その代わり、海や砂浜でのアクティビティが充実しているので、それを楽しんだり、雰囲気を楽しむには良いかもしれません。
私たちの目的は、夕日。
沈む太陽を見たくて来たんだけど、この時点で6時近くになっていたはずなのに、まだまだ沈む気配はなさそう。。
近くのおじちゃんに聞いたら、日が沈むのは7時45分頃。



まだまだ時間があるということで、私たちはパラセーリングに挑戦することにしました。
人生初のパラセーリング!!
高いところ嫌いじゃないけど、どんな風に飛ぶのかが分からず最初不安だったけども・・・飛んでみたら・・・、もうワクワクの方が断然勝って、空高くから見下ろす景色に感動してしまいましたヾ( ´ー`)




上の写真、飛んでるの私です。もうすぐ着地しようとしているところ。
思った以上に高く飛ぶので、高いところが苦手な方は難しいけど、そうでない方はきっと楽しめると思います♪



そうこうしているうちに、日が傾き始めました。
砂浜から見る、赤く燃える太陽が、海へと沈んでいく姿。



それまではしゃいでいた人たちも、その景色に目を奪われて心を鷲づかみにされているようでした。
そんな姿を見ていると、自然を美しいと思う心に国境はないんだな・・・って、いつも思います。



ここの海では泳ぐことはできないけれど、こうして夕日が沈むのを見れるだけでも、すごく贅沢な時間を過ごせます。
どんなに言葉を並べても、あの時感じた心にジワリと響く感動は、表現しきれません。



6月の終わりに海で見た景色。
日本でこれから夏が始まろうとしている頃、一足早く「夏」を感じた時間でした。




日が沈んだら、ビーチから歩いて5分ぐらいのところにある、ロングビーチっていう屋台もお薦めです。
ローカルな方から観光客の方まで利用する場所。


私たちもそこで夕飯を食べました。とことん、ローカルなご飯が好きヾ( ´ー`)






一日目にして、すっっごく濃い濃い時間を過ごせました。
帰りもね、バスで40分揺られて帰ったんだけど、来たバスに飛び乗った私たちはぴったりのお金がなくて。。。運転手さんも「お釣りがない」って言うので、バスの中にいた方に両替して頂きました。



いつも思うんだけどね、便利な世の中ってすごく快適だと思うの。だけどその一方で、こうした一見不便そうな場所にくると、不便だからこそ生まれるコミュニケーションって必ずあるのよね。



場所を示すアナウンスが流れれば、運転手さんと言葉を交わすこともなかったかもしれない。
日本みたいにバスでも両替できる機械があれば、乗客の方に両替をお願いすることもなかったと思う。



みんながみんなスマホを持っていて、目的地まで地図で確実に辿り着けるようになった今、道中で道を聞くことも少なくなってきたんじゃないかな。。
便利さは時間を短縮してくれて、すごくありがたい。
でも一方で、失われているものがあることも、確か。



どちらが良いとか、どちらを選ぶとかではなく、普段だと現状に慣れて気づかないことも、旅をすることで気づく何かがあるということ。



そんな気付きをくれる旅が、私はやっぱり大好きです。



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2013/08/04

ペナン島へ。

Place: マレーシア ペナン
現地時間、朝6時半。
日の出が遅いマレーシアの空は薄暗く、飛行機を降りた時に感じるモワっとした暑さに、「あぁ東南アジアに来たんだな」と、心が弾みます。


私たちが降り立ったのは、LCC専用空港。普通の空港からはバスで約15分ほど離れた場所にあります。
入国カードもいらないゆるい入国審査を通過して到着ゲートを抜けると、朝7時前とは思えないほどに賑わっている場所が。
それがこの写真に載っている、Old Town White Coffee。




マレーシアの色んなところにある、現地のチェーン店のカフェです。
大好きなスタバに目もくれず、少しでも現地を味わいたくて、迷わずOld Town White Coffeeへ。


カフェのはずなんだけど、空港だからかがっつり朝食まであります。
ローカルフードを食べたい私は、味の心配をする友達をよそに、ワクワクしながらこちらを選びました。


マレーシア到着後初のごはーん!!



何だかフォーっぽくて、すごく美味しかったです!
マレーシアで食べた料理、全部美味しかったから、日本人の口に合うんだと思いますヾ( ´ー`)
食事が美味しいって、旅の中ではかなりの重要ポイント。


この日はこのまま、ペナン島へ。
クアラルンプールから飛行機で約1時間ほどで行ける、リゾート地です。


マレーシア着いてからね、予約するために電話をかけたかったの。
だけどね、空港にあった電話はことごとく使えなかったーーーー。
小銭が詰まってたり、小銭が落ちてきたり、小銭が返って来なかったり、小銭が一気に落ちてきたり。。
海外に行くと、大抵そうです。。。
「海外あるある」です。



だけど、ペナン島の宿に着いて電話借りようと思ったら、宿の方が代わりに予約してくれて、無事に行くことができました♪
その場所とは・・・・こちら。





EASTERN &amp; ORIENTAL HOTEL。
略してE&amp;O HOTELとして知られる、有名老舗ホテルです。


今回は、こちらの中にあるレストラン「1885」で、アフタヌーンティーを楽しみましたヾ( ´ー`)






本場イギリスや日本でホテルのアフタヌーンティーを頂こうと思ったら、結構お値段します。
でも、ここはマレーシア。
お手頃価格でアフタヌーンティーを楽しめちゃいます。
レートにもよるけれど、1500円くらいだったと思います。




サンドイッチ、スコーン。
どれも本格的ですごく美味しい!!
そして紅茶も18種類の中から選べちゃうのです。


さらに、さらに・・・・ケーキまでも(☆。☆)





もう、これ以上ないってくらい、女の子の夢がぎゅぎゅっと詰まったアフタヌーンティー。
美味しくて、格式あるホテル独特の静けさや上品さで、心もお腹もたっぷり満たされますヾ( ´ー`)
ご満悦です。





たっぷり満たされたあとは、E&Oホテルの外をお散歩。
このホテルは海に面しているので、すごく素敵な景色を見れちゃいます。








海といっても、砂浜のあるビーチではないので、景色を楽しむだけになるけど、広い広い空を見上げながら散歩する時間は、それだけで贅沢な時間。



太陽の光で、海がキラキラして見える。


ペナン島はゆっくりゆっくり時間が流れていて、心が一気に緩んでいくのが分かりました。
来て良かった。
着いてまだ数時間しか経っていないのに、既にそんな風に思わせてくれたペナン島。



緩い場所では、緩い旅の計画が合ってる。
「次はどこ行こうかー」なんて良いながら、私たちは海での日没を見る為にビーチへ行くことにしました。


バトゥ・フェリンギ。
ペナン島にあるビーチです。
中心部からバスで40分ほど掛かる場所。決して近くない。



だけど行かない理由なんてないじゃない?
旅なんだもん。
思うまま、心のままに、行く先を決めて、私たちはバス停へと向かいました。



つづきは、また次回。
とっても素敵な場所だったので、バトゥ・フェリンギについて書きたいと思いますヾ( ´ー`)


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