2013/04/15

大好きな場所。


4月6日、スーツケースを引きずりながら、成田空港に到着しました。


今回もまた、フライトの3時間前。


重いスーツケースを引きずるのも、嫌いじゃない。
スーツーケースそのものに、旅への夢が詰まっている気がするから。
今回は3泊5日。
大きすぎず小さすぎずのスーツケースを早々と預けたあとは、空港内を散策。


何度も来ている成田空港。
お店が頻繁に変わるわけでもなく、何か楽しみにしているお店があるわけでもない。
だけど、その都度表情が違って見えるのは、その場にいる「人」が違うから。


色んな国の言葉が飛び交う空港。
時期のせいか、日本人よりも外国の方の方が多くいるように感じました。



アニメショップの店頭で流れていたアニメを、これぞ「異文化」と言わんばかりの顔で見つめる外国人親子。
和菓子のお店の前で、仲間と共に一生懸命日本円の小銭を数える旅行者たち。
「THE 日本」って感じのおみやげショップで、真剣な顔して和紙の折り紙を選ぶ外国の方。


そんな光景を多く見れるのも、空港ならでは。
「日本はどうでしたか?」
そんな風に、思わず声を掛けたくなる。


私たちが、「あの国に行きたい!」って思ったように、ここ日本という国を選んでくれた人たちがいる。
「次のバケーションは、日本に行こう!」って、地球の反対側にいる人が思ってくれたりする。
それって、すごい事だなぁって改めて思う。


外国の人からは、日本はどんな風に見えるんだろう。
その事への興味が尽きないです。



空港は旅行者だけの場所じゃない。
そこにいるのは、楽しい気持ちを持った人たちだけでなく、辛さや悲しさを抱いて出国・入国する人たちだっている。
そんな色んな人たちの人生が交差する空港。



ワクワクするからだけじゃない。
色んなことを感じさせてくれる空港が、だいすき。







意味もなく、見上げてしまう掲示板。
どの国へ行っても、つい見上げてしまう。
自分が乗るはずの便だけじゃなく、他の便を見て、「○○行きだ!今度はあれに乗りたい!!」って、早くも次の旅にわくわくしたり。



この前、パスポートのコピーを取るために、バッグにパスポートを忍ばせて外出。
「いま、空港に行って空いてる便に飛び乗れば、どこか行けちゃうのよね」って思ったら、その冒険心にドキドキした。
日本のパスポートは無敵だと聞く。
たいていの国でビザなしで入ることができる。
こうして私が、自分の行きたい場所へ自由に行けるのは、そんな日本を創ってきてくれた人たちがいるから。




パスポート。
ただの冊子が、私をいろんな場所へと連れていってくれる。




海外へ行くのは大好き。
だけど、もちろん日本も大好き。
外へ出ると、良くも悪くも、日本をより知ることができる。
そして、より愛おしくなる。



空港。
パスポート。
チケット。
飛行機。



旅を連想させるこれらは、この先もずっと変わらずにあって欲しい。



日常生活では、「どこでもドアが欲しい」と思うことだってあるけど、でも、旅に関してはそうは思わない。
目的地までに掛かる時間が、また旅の楽しみでもある。




どんなにペーパーレス化が進んでも、チケットだけはあの形、あの紙質であって欲しい。
便利になるのは、すごく良い事かもしれない。
でも、失いたくないカタチもあれば、失いたくないストーリーもある。



今回は大韓航空にお世話になりました。
韓国・仁川での乗り換え。

仁川空港はお店も沢山あって、乗り継ぎの時間も飽きずに過ごせた。
空港には、スヌーピーカフェとキティちゃんカフェがあって、行きと帰りでちゃっかり両方利用しちゃったヾ( ´ー`)



さて、次のブログではカンボジア・シェムリアップへ出発です。





0 件のコメント:

コメントを投稿

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...