2013/05/10

念願のカンボジア。

Place: カンボジア シエムリアップ

「来ちゃった」。


そう心の中でつぶやいた、空港から宿までの道のり。
カンボジア・シェムリアップに着いたのは、夜の10時半を回った頃だった。



空港でビザを申請して、スーツケースを手に取って小さな空港の外に出ると、そこはドライバー達で溢れかえってた。
夜なのに、じとーっと暑い空気に、「あー来ちゃった」って呟く。



溢れるドライバー達の中から、「Ms.SAYAKA OMORI」と書かれた紙を持った男性を見つけた。
今回は、ひとり旅。
ツアーでもなければ、パック旅行でもない。
飛行機も宿も、ネットで検索して別々に予約したの。
空港送迎が無料で付いてる宿を予約していたから、ドライバーが私を待っててくれたのです。


ドライバーと言っても、タクシーじゃなくてトゥクトゥク。
着いた早々トゥクトゥクに乗れて、旅の始まりに何だかワクワクした。



ドライバーのお兄さんは、英語が片言だけど笑顔が素敵で、「待たせてごめんね」って言うと、笑顔で首を横に振って「ノープロブレム」って言ってくれた。
トゥクトゥクを走らせて宿までの道のりは、約15分弱。
街灯も殆どなければ、信号もない道をひたすら走る。
もう23時を回ってた。



トゥクトゥクの席で、風を感じながら真っ暗な景色が流れていく。
「来ちゃった。」
朝いた場所とのあまりの違いに、随分遠くまで来てしまったような気がして、何だかソワソワした。
でも不安な気持ちは少しもなかった。
それよりも、また短くも新しい旅が始まったんだと思うと、すごくワクワクしたの。



今回の宿は、ゲストハウス。
カンボジアの物価を考えると、日本円で一泊5000円も出せば、かなり良いリゾートホテルに泊まれちゃう。
でも、ホテルと外の雰囲気がまるで違うっていうのは、何だか違和感があったのよね。
現地の空気感も感じたいという想いもあって、3泊で6000円ちょっとという日本では考えられないくらいの安い宿に泊まることにしました。
もっと安いところもあるけど、女一人旅、ここらへんがちょうど良いかなと思ったのです。




宿に着いた私を待っていたのは、なんと初日のみトリプルのお部屋。
この日は満室で、ここしか用意できなかったみたい。それでも同じ値段です。
迷わず真ん中のベットで寝ましたヾ( ´ー`)



カンボジアで過ごした時間は、とてもゆっくりで、東京との時間の流れ方の違いに癒された。
40度近い暑さの中での遺跡巡りは大変さもあったけど、トゥクトゥクで風を感じる瞬間や、ハンモックカフェのハンモックに揺られながらお昼寝する時間は、最高に至福の時間でした。




ハンモックカフェで爆睡しました。
旅行先でお昼寝って言うと、「時間が勿体ない」って思われるけど、でもそれが贅沢な時間なんだと思う。



旅先では、あまり忙しくしないで、ゆとりのある時間を作りたい。
「住んでいるように旅する」
これは、どこへ行っても変わらない。



観光名所も回るけれど、観光客しか行かないところで終わりたくはない。
実際に生活している人、実際のその国の中をちゃんと見られる歩き方をしたい。



現地のトゥクトゥクドライバーの人たちに交じって、ハンモックに揺られたり。




生活スタイルも、生き方も、すべてが東京とは異なるカンボジアのシェムリアップ。



東京時間で蓄積された「常識」も、この旅でも一気にそぎ落とすことができました。
「常識をそぎ落とす」
これが、私が旅をする目的の一つでもある。



カンボジア旅行記、まだ続きます。
かなり前回の記事と開いちゃったけども・・・その間もこのブログに多くの方が見に来てくれていたようで、本当にありがとうございます(。・ω・)ノ゙




次の投稿は、間があかぬよう・・・あかぬように致します(☆。☆)



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