前回の記事→「ロンドンでお部屋探し！−連絡の取り方編−」。
③ビューイング編
広告主と連絡が取れて無事にビューイング（内覧）の約束が出来たら、いよいよビューイングに行きます(･∀･)/
前にも書いたように、本来は誰かと一緒に行った方がいいです。
特に女性は何かあったときの事を考えると一人でない方が良いのですが・・・渡英したばかりだとなかなか付いてきてくれる人を見つけるのって難しいですよね。
私もビューイングは全て一人で行きました。
なので、行く前から広告を見て直接やり取りをしながら「行って大丈夫か」というのを判断してました。
お部屋探しって、タイミングだなぁってつくづく。
そして人によって求める部分が異なるので、ある人は２度のビューイングだけで決めたと思ったら、ある人は１ヶ月かけて探していたり。
誰かと比べたり、自分が思っていた以上に時間が掛かったりすると焦っちゃうけども、焦って判断が鈍らないように気をつけてくださいね(☆｡☆)
私は２週間弱かけました。
そしてビューイングした件数は１０件くらいかな？？多すぎかも。笑
連絡した数は数十件。
ビューイングした数のうち、本当に迷ったのは３件ほど。
そんなものでした。
渡英したばかりだと、土地勘もなければ自分の今後の拠点となる場所も分からないので、逆に絞りにくくて難しかったです。
だけど、ビューイングの数を重ねたり、サイトにへばりついて沢山の広告を見てると段々自分が求めているものが明確になっていきました♫
値段との兼ね合いもあるので、妥協できるところはした方がいいし、完璧を求めすぎてしまうと部屋探しは長引きます。。
さて。
家賃の相場について。
これもピンからキリまで。
「世界一家賃の高い街」とも言われるロンドン。
特に円安が進んでいる今は、日本円に換算するとびっっっっくりします(☆｡☆)
ロンドンはゾーンで分かれていて、中心部がzone1でそこから離れれば離れるほど数字が大きくなっていきます。そして離れれば離れるほど家賃は低くなっていきます。
zone2と3に住んでいる人が多いんじゃないかな？
zone1とかだと家賃が高すぎてとてもじゃないけど払えません。それか、安かったとしたらすっごく狭いとか汚いとか何か問題があるとか。。
もしかしたら掘り出し物件もあるかもしれないけど。。
zone3に住んだとしても、tubeやバスを使えば場所によってはさほど不便ではないこともあるけど、ここで注意しなきゃいけないのが電車代。
zone3に住んだけど仕事場がzone1にあるってなると、zone1−zone3の定期を買わなければなりません。
家賃だけでなく交通費も高いロンドン。
安いからと言って中心地から離れたところに住んでも、定期は距離が離れるほど高くなります。なのでそれも考慮しましょ☆
私がビューイングに行った部屋の家賃は、月450ポンド〜585ポンドです。
週にすると約100〜135ポンドぐらい。
「安ければいい」ってものでもないのが家なので、自分の予算と条件の兼ね合いでこのぐらいかなぁっていうのが上の範囲でした。
ちなみに家賃は、月で表記されている場合と、週単位で表記されている場合があります。
週単位の場合は気をつけてくださいね。ただ×４週をすれば良いのではなく、下記の計算方法になります。
週の家賃 × 52 ÷12＝１ヶ月分の家賃
となります。
月によって４週の月もあれば５週の月もあるため、一年間の週の数５２を掛けて、１２ヶ月で割るという方法です。
なので、週１２０ポンドと記載されている場合は、
120 × 52 ÷ 12 = 520 となり、１ヶ月の家賃は、520ポンドということになります。
気をつけてくださいね〜☆
ビューイングのとき、送られてくるのはたいてい住所のみです。
住所を頼りに行かなきゃいけないので、iPhoneのMapが本当に便利でした☆
それがなきゃ辿り着けなかったかも( °д°)
ビューイングに行けば行くほど目は肥えてくるけど、ビューイングも交通費がかかるので本当に住みたいと思える場所だけ行くっていうのも有りだと思います。
私がビューイングの前に電話やメールで確認していたこと。
・何人が住んでいるフラットか。
部屋数は３つなのに、カップルが一つの部屋に住んでいたりして４人住んでたり５人住んでいることもあります。なので必ず確認。
・フラットメイトの性別、国籍、年齢。
気にしないって方はいいですが、男性だけで女性一人のフラットは避けたかったので聞いてました。年齢が離れすぎているのも生活しにくいかなぁって。国籍はそんなに重要じゃなかったけど、聞ける時は聞いてました。
・大家さんが一緒に住むのかどうか。
大家さんが部屋の一つを使って住んでいることもよくあります。凄くいい人だったらいいのだけど、フラットメイトとのシェアと違って大家さん基準で生活しなきゃいけないってこと。なので気を使うかと思います。それでも値段との兼ね合いで、「まぁここなら大家さんと住んでもいいかなぁ」って思うところもありました☆
・家賃の確認。ビルは全部含まれているのか。
広告に記載してあるけど、一応再確認。ビル込みと書かれていても実は一部だけ別払いということもあります。特に電気代とか。なのできちんとビル込みで、カウンシルタックスも含まれているのかを確認しました。
・入居可能日
広告に記載されていれば、ビューイングの際に確認するってだけでも良いかもしれません。
そしてビューイングで確認していたこと。
・駅からどのぐらい歩くか。
広告では５分って書かれていたのに、実際には１０分かかった、なんてことはよくあります。自分の足でどのぐらいかかるのかを確認します。
・駅からの道は安全か。
昼間に行くと見落としてしまいがちですが、夜になったときに街頭があるか人通りがあるかなど確認します。私は夜のビューイングも多かったので分かりやすかったですが、昼間と夜とでは全然雰囲気が異なるところもあるので、街頭の有無などは確認した方がいいと思います。
・家のまわり、駅のまわりの雰囲気とお店。
スーパーが徒歩圏内にあるのか。ない場合はどのぐらい掛かるのか・・・など。
・部屋が写真通りか。
たまに広告に載せている写真と実際の部屋が少し異なることがあります。全く違ったら問題外だけど、写真では綺麗に見えたのに実際に行ってみたら古くて汚かったってこともあります。ロンドンはネズミの問題があるので、あまりに汚いとネズミが出る可能性があるので避けていました。
・お湯は２４時間利用可能か。
家によっては時間を決めてお湯を沸かして使っているところもあるので、２４時間使えるのかどうかも聞いてました。また何人か続けてお風呂に入るとお湯がでなくなる家もあります。
・冬場は暖かいかどうか。
冬の内覧なら分かりやすいですね☆電気・ガス代がすごく高いロンドン。家の温度をあまり上げていないところも多いです。特に大家さんが一緒に住んでいたりすると、温度調整は大家さんが握っているところも多いと思うので、確認しましょ☆
・お風呂のシャワーの水圧。
日本って本当にスバラシイなぁって思うのが、水関係。蛇口をひねれば強くて暑いお湯が出るんだもん！こちらでは、水圧がすっごく弱いところもあります。なのでそれも確認してました。実際に蛇口をひねったことはないけど（笑）、もし可能ならそれをしても良いと思います。入居してみたら水圧が弱すぎてシャワー浴びづらい！！とかだと嫌だものね。。
・友達を連れてきていいか。
友達を泊めるときは一日につきいくらって決めている大家さんもいます。全て自由ってところもあるけど、ビューイングのときに確認しておいた方がいいと思う。そして泊まりじゃなくても友達を連れてくるのは有りかっていうのも確認必須。私がビューイングした中では、完全に友達連れてきたら駄目ってところもあったし、同性は良いけど異性は駄目ってところもありました。
・清掃はどうなっているか。
週に一度クリーナーを雇っているところもあれば、当番制で掃除をしなければいけないところもあります。どちらにしてもその費用が家賃に含まれているのか、当番制だとしたら掃除用具は共同で買う事になるはずなので、お金の管理はどうなっているのか、なども確認してみると良いと思います。
・部屋に鍵は付いているか。
個人の部屋に鍵がついていた方が良いって人は、これもビューイングの際に確認しましょ☆
・デポジットの支払い、家賃の支払いについて。
デポジットがいくらなのか、家賃の支払いのタイミングはいつなのかというのも、ビューイングのときに聞いてみると良いと思います。
・一緒に住むフラットメイトはどんな人か。
会えれば良いですが、ビューイングのときには会えないことも多いと思う。なので、聞くしかない・・・。学生なのか働いているのかも聞いてみると、自分との生活リズムの違いとかも分かるので良いかも♫
・家のルール。
必ず聞いた方が良いのが、「他に何かルールはありますか？」ということ。
ルールが厳しいところもあれば、完全フリーなところもあるので、ルールがあるとしたらそのルールが自分の許容範囲内なのかを確認してみると良いと思います。
・治安は良いか。
大家さんや広告主に聞いたとしても、たいてい「良い」って答えると思います。それでも一応聞いてみて、あとは自分で調べてみたり実際に注意深く歩いてみる。
私は、Crime Mapというものを見て治安を調べてました♫これについてはまた次の記事で詳しく説明しますね☆
こんな感じかなぁ。
全部確認出来たらベストだけど、うっかり忘れてて確認出来なかったこともありました。
次は、実際に私が行ったビューイングについて書きますね〜ヾ( ´ー｀)
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普通に道ばたにいたおじ様たち。
お洒落すぎる〜( °д°)
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